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五五 イエズスは苦難を受けるためにエルサレムに行かれた
イエズスさまは、いよいよ最後にエルサレムに行かれる時、十二人の使徒たちを集めて、つぎのようにおっしゃいました。
「私たちはエルサレムに行こう。こんどこそは、昔から預言者たちの預言してきたことが、みな、私の上に現れる。私はあざけられ、むちで打たれ、十字架につけられ、そして三日目に復活する。」
けれども使徒たちには、イエズスさまが何を言っておられるのか、わかりませんでした。
一 イエズスさまは神さまの子ですから、こういう目に会わされて死ななければならない理由は全くありません。けれども、私たち人間の罪をあがなって救うために、ご自分から進んで、こういう苦しみをお受けになったのです。
二 四旬節(御復活祭前の四十日間)中は、特にイエズスさまのおん苦しみのことをよく考えましょう。
三 決心 - 四旬節中は、きまった食事の時間のほかは、勝手にたべないようにしましょう。
四 連祷の終わりの祈り
世の罪を除きたもう天主の子羊、主、われらを赦したまえ。
世の罪を除きたもう天主の子羊、主、われらの祈りをききいれたまえ。
世の罪を除きたもう天主の子羊、主、われらを哀れみたまえ。